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渡辺 昇
JAERI-Conf 2001-002, p.42 - 60, 2001/03
将来の中性子源は今計画されているものよりさらに強度が高く、遙かに安価に、大量に、より多くの施設で使い易いものでなけれでならない。これは世界の中性子コミュニティの切望であり、夢である。それを可能にするのが革新的中性子源であり、革新的アプローチである。これまでの中性子はなぜ高価か? 加速器が高価であることが最大の理由である。現在KEKの森らが開発中のFFAGシンクロトロンを用いて筆者の提案するようなパルス中性子源をつくれば、上記の夢が現実のものとなる可能性が極めて高い。本発表はパルス中性子源に最適な陽子エネルギー、パルス繰返し周波数、パルス幅等の再検討にはじまり、そのためのFFAGの仕様はどうあるべきか、どのようなモデレータがより有効か、中性子ビームをどのように取り出せばより有効か、このような加速器・中性子源の世界ネットワークの構築等について述べる。